音楽島メンバーへのインタビュー記事【柴垣さん】
こんにちは。音楽島-Music Island-事務局の大澤です!
音楽島メンバーへのインタビュー第5弾ということで、ピアノ奏者の
柴垣 健一(しばがき けんいち)さんにお話を伺いました。
プロフィール
6歳からピアノを始める。
愛知県立明和高校(音楽科)入学時から専門的にクラシック音楽を学び始め、その後東京芸術大学、同大学院にて研鑽を積む。
2020年、19世紀の西洋美学とヨハネス・ブラームスについての論文と修了演奏で修士号を取得。
大学在学中、青山財団、山田貞夫財団より奨学金を受けながら、ピアノソロや室内楽、オーケストラとの共演等、幅広く演奏活動を行う。
2020年9月から「音楽島 - Music Island - 」の演奏メンバーとして、淡路島内の様々な施設での演奏活動や、音楽教室でのインストラクターの仕事などを行う。
これまで青柳晋、清水皇樹、大岡訓子の各氏に師事。
どのようなところに魅力を感じて音楽島へ応募しましたか?
大学を卒業後、もちろん音楽に関わった仕事がしたいと思いながらも、何をしようか悩んでいたところ、音楽島の求人を見つけました。東京にいた期間が長かったこともあり、「淡路島」という新しい土地での挑戦に魅力を感じて応募を決めました。演奏の仕事だけでなく、企画やサービス業についていろいろ勉強する機会がありそうだったのも魅力のひとつです。
実際に淡路島で生活してみて感じたこと
淡路島は意外とでかいです!笑
免許を持っていないので、正直なところ移動面で不便と感じることはあります。ただ、島外へのアクセスは良くて、二拠点での活動に向いていると思います。離島に住んでいる知り合いが身近にいたこともあり、生活面にはあまり不安もなく引っ越し出来ました。
職場から海が見えるという環境も、身体や心に良い影響があると感じています。
ありきたりの感想かもしれませんが、自然に囲まれた環境は良いですね!
生活がシンプルになり、雑念がかなり減るので演奏にも集中出来ます。
仕事面では、飲食店で音楽を聴きにきていないお客様に演奏するという新しい経験をしています。
選曲や、音量など、コンサートホールでの演奏とはまた違った視点を持つことにも、慣れてきました!
これからの音楽家の働き方について思うこと
コロナ禍の中で音楽や芸術の価値について考える機会が増えましたが、音楽はお仕事として社会に為にやるというよりは、人間にとって必要不可欠なものであって、どんな時代・状況だとしても「やってしまう」ものなんだなと感じています。
それはこれからも変わらないだろうし、音楽家の仕事として一番大事なのは、「音楽をやめないこと」だと思います。
応募を迷っている人にひとことお願いします!
何事にも言えることですが、自分の考え方次第で何でも楽しめるということです。
不安なことは考えれば考えるほど出てくると思いますが、私はここでしか出来ないことに挑戦して、毎日とても楽しめているので、迷っている方は是非挑戦してもらえたらなと思います。
ありがとうございました!
シンプルに、気負い過ぎず音楽に向き合う姿勢に、私も肩の力が抜けた気がします♪
それでは、次回のインタビューシリーズもお楽しみに♪
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