top of page
検索

コラム記事vol.2 治療としての音楽


音楽島-Music Island-の事務局によるコラム第2弾は、音楽を使った治療についてです。

音楽は、娯楽としてだけではなく、「音楽療法」として医療現場でも活用されています。

音楽療法

音楽療法は、音楽を意図的・計画的に使って行う治療法であり、以下の3つの働きがあると言われています。

① 生理的働き…リラックスや興奮

② 社会的働き…コミュニケーション手段を引き出す

③ 心理的働き…不安やストレスの軽減

音楽療法は、認知症の症状緩和、病気や事故のリハビリテーション、子供の発達支援など幅広い目的で活用されています。

また、音楽療法には大きく分けて2種類あり、

ひとつめが、音楽を聴くことによるリラクセーション効果などが期待される、受動的な療法で、

ふたつめが、楽器を演奏したり、音に合わせて身体を動かしたりして健康状態の回復・向上が期待される能動的な療法です。

音楽療法による効果

音楽を聴いたり、演奏したりすることによって得られる効果についてさまざまな研究結果が出ています。

自律神経のバランスが整う

代謝機能の活性化

血圧や心拍の安定

などの効果が期待されます。



また、筋トレをしている時に音楽を聴くことで筋肉への負担が軽減されたり

食事の時に音楽を聴くことで唾液分泌量・唾液インスリンが増加したりするそうです。

確かに、音楽を聴いて、ストレスが解消されたり、

歌ったり楽器を演奏した後には頭がすっきりと整理されたりしますよね。

国外では音楽療法が多く活用され、音楽療法士という職業の方もたくさんいらっしゃいます。日本でも少しずつ医療現場や介護施設で音楽を用いられることも増えていて、これからさらに浸透していくと予想されています。



音楽の可能性

このように、音楽は娯楽や芸術として観客の前で演奏するだけでなく、

他の分野で活用することも出来ます。

このコラムでは、音楽×医療・健康 というように音楽と何かを掛け合わせてうまれる可能性についても、どんどんご紹介していきます♪

閲覧数:173回0件のコメント

Comments


bottom of page